スナック豌豆

野口種苗
【特長】蔓あり種。白花で筋あり。えんどう立枯れ病に抵抗性があり、丈夫で育てやすい。丸々太らせて莢ごと食べる甘味抜群のさやえんどう。甘味は時間の経過で減少するので、日を置かず賞味する。
【播種】11月上中旬(早いと霜害をうける)。2〜3月播きも可。発芽適温15〜20度。袋中の種子は発芽促進(サクラストハイテクシード)処理済なので、吸水させずそのまま播種。播種前に浸水すると腐りやすい。畝間90cm、株間30cmに3〜4粒ずつ点播。覆土は、タネの厚みの2〜3倍。酸性土壌や窒素過多は不可。
【収穫】秋11月まきで5〜6月。高冷地春まきで7〜8月。
【栽培】生育適温、15〜20度。連作を極端に嫌うので、5年以上あける。高さ2mぐらいに伸びるので、支柱を立て、横糸を張る。糖度が落ちやすいので、収穫したその日に調理して食べる。
【採種】丈夫な株を選び、若莢を収穫せず木に着けたまま完熟させ、株ごと抜き取って乾燥、脱粒。梅雨時なので、収穫が遅れると莢のなかで発芽してしまう。エンドウゾウムシに注意。よく乾燥し、お茶の缶などに入れ冷蔵庫の隅に保存。
【種子の性質】種子寿命、常温で1〜2年(やや短命の部類)。休眠は硬実性。