小麦の調整は続く
11/5、11/12播種、6/6収穫完了、6/14脱穀したユメカオリ(小麦)の調整の続き。
足踏み脱穀機も万能ではない。↑のように、穂の下部の実が脱穀しきれず残されている場合がけっこう多い。これは、ゴム手袋をした手でもんで実を穫ってやらなければならないから、かなりの手間となる。結果、穫れるのが4粒(↓)。この数を多いと見るか、無視できると見るかで、手間が大いに変わる。無視するには、よほどの作付面積、収量、機械化環境でないと。
つまりせっせと手作業するしかないのである。今日も風が強かったので、できるかぎり風選。同時に、粗い目の篩で、枝や穂を選別し、穂は手でもむ。厚いゴム手袋も芒のとげですぐにぼろぼろになるし、掌にも刺さるしで、苛酷な作業だが、丸1日で、大きな枝や穂はほぼなくなった。
この時点で、米の収穫袋にすべて収納することができた(それまでは嵩がはりすぎて、入れられなかった)。あとはもっと細かい篩と風選で、さらに調整する
小麦脱穀
11/5、11/12に播種、6/6収穫完了したユメカオリ(小麦)の脱穀。急遽導入した足踏み脱穀機を使ってみる。
当初、脱穀漏れの穂が残るので試行錯誤の末、回転をかなり速くしてやる、一度にドラムに触る分を少なくする、の2つに注意することで、手元の束に脱穀できていない穂が残ることはかなり防げるようになった。
しかし、↓のように、ただブルーシートの上に脱穀機を置いて脱穀しただけでは、脱穀された実はもちろんだが、実の抜け殻の穂、脱穀漏れで実の入った穂、剥けて取れた芒(のぎ)、そしてドラムの回転で持っていかれた枝が混在して山積みになることに。これをあとから選別するのは大変。何か工夫のしようがありそうだが、雨の心配があるので、とにかく1日がかりで脱穀だけ済ませた。