地元工務店に相談、材料発注

ホームセンターで板を購入、工作室で丸鋸を借りて自分で材料を切り出すことも考えたが、使いやすそうな木材が売られていなかったことと、技術的にハードルが高いことから、近所の工務店に相談。
参考書どおりに表面加工をしていない(挽き放し)材木は、ふつうには流通していないので特別に注文しなければならない、したがって取り寄せに時間がかかるという話だったのでそれは断念。材木屋が在庫していてすぐに手に入るのは、表面加工あり(プレーナー仕上げ)の杉材とのこと。
後で入手してみると、プレーナー仕上げをしてあっても十分に表面は粗かったので、結果的にはこれで良かった。もしも加工がしていなかったら、工作できなかっただろうと思う。
この杉材は、W300×L3650×厚24mmというサイズだというので、これを120mm幅2本と50mm幅1本に割ってもらい、外寸240×240(内寸192×192)×高120mmというサイズの重箱を作ることに決める。これは参考書の設計よりも一回り小さい。発注内容は以下の通り。
120×216を28枚:重箱7段分
120×240を2枚:蓋
120×ナリユキを2枚:基部(この発注の仕方がうまく通じていなかったことを後で知る)
50×192を1本:基部から立ち上げる。奥側。
50×180を1本:基部から立ち上げる。前側。巣門となるので奥側よりも6mm×2ヶ分幅が狭い。
50×240を13本:基部から立ち上げる、左右側の分として2本で足りる。あとの11本は何かのための予備。
以上で杉材1枚から重箱7段の待ち箱1基ができる計算。これを2枚=2基分、発注した。木材、手間賃、消費税込で1万円だった。