基部の作成


基部は、枠用と蓋用を取ったあとのナリユキの長さで、120mm幅の木材2枚を並べてつくろうと思っていた(計算では300mmぐらいにはなるはずだった)が、工務店への発注の仕方が悪かったのか、240mmに切られてしまった。それで奥から50mm、120mm、120mmと並べて底面とすることに(つまり奥行290mm)。底面には、50mm幅の材を立ち上げるように接合する。裏から見たのが↓。

基部から立ち上がる50mm材の前面部分は巣門となる。巣門の部分はホームセンターの工作室の電動糸鋸で、あらかじめ5×140mmをカット。そのあと棒やすりで、ちょうど6mmの隙間ができるよう削る。塩梅を見るときに、中蓋作成時に出た端切(6mm厚)を使う。これで前面底部に左右に長い巣門ができる。さらにこれを底面に取り付ける際に、左右の50mm材からも各6mmの隙間をつくることで、左右にも縦長の巣門ができるようにする。中蓋の端切を左右に挟んで位置決め(↓)。

長いドリルビット(2.8mm)を使って下穴を開け、3×65mmのステンレス釘を打ち込む。釘頭が出っ張らないよう、少しだけ太いビットで穴を広げておく。底面はさらに3mmビットで穴を拡大、釘がスムーズに回転するように。そのうえで前面の50mm材を真っ二つに切断。これで観音開きとなる。