ジャワ13号(ラッカセイ)

【特長】莢は小粒だが、豆は空洞なく入っている。煎って食べると甘い。放任でもよくできる。葉は半立ちより大きい。
【播種】野菜が普通に穫れる畑なら無肥料。種は播く直前に莢から出して、皺がなく実の丸いものを選んで播く。播種期、5月中下旬。2粒蒔き。間引かずそのまま育てる。株間30cm、畝間65cm。
【土寄せ】花が咲く頃に、必ず除草を兼ねて土寄せする。それによって収量が増える。収穫までは草を手で取るくらいで何もしない。花が咲き終わるとその元から子房柄(通称「やり」)が地面に突き刺さり莢が出来て実が着く。
【収穫】葉に斑点が入り始めたら掘り頃。遅くなると子房柄から莢が外れて地面に莢が残ってしまう。掘り上げたときの着数の多いものを種用に。掘り上げた株ごとハウスの中や軒下で1ヶ月以上乾燥させる。乾燥したら株から外して洗わずに煎って食べる。
【採種】殻を付けておけば黴びない。
【出典】林重孝(千葉県佐倉市)「種から育てよう78」,日有研『土と健康』2012年4・5月合併号,No.432,p.20.
【価格】10莢/500円(日有研)