陸稲播種準備

ひたちはたもち陸稲もち米)の育苗準備。

1)播く量

まずどれだけの量を播くべきか。

このサイトによると、10粒播きした株をまとめて株間30cm、条間50cm超で定植するとある。理想的には条の全長は138.4m(=13840cm)になので、約460株、つまり4600粒を播かなければならないということ。

品種は違うが、うるち米ハッピーヒルは100mlで2000粒だそうだから、230mlで良い。

去年(5/4)の実績では、5cm×5cmの区画に12粒(少し多め)ずつ播くと、育苗トレイ1枚で5×10=50区画になるから、600粒。

予備も含めてトレイ9枚に播くとすれば、5400粒となり、270ml。

というわけで、種籾を270ml用意することに決めた。

2)塩水選

このサイトを参考にやってみた。比重1.13の塩水に浸けるということだから、つまり100mlの水に13gの塩を溶かした水を用意すれば良いわけだ。実際には3Lの水を使った。つまり塩は390g。重さを量れば良いのだが、塩大さじ1=18gとどこかのサイトにあったので、これを信じて、大さじ21.6杯にした。 

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やってみると、かなりの割合で浮く。あまり浮くので、水中に漂っている=完全に沈んでいるわけではない状態でもOKとした。完全に浮くものだけ取り除く(↑)。

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やっとのことで350ccになった。ちょっと多いが、まあ良いだろう(↑)。

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350ccを得るために、これだけの種籾を取り除いた。前記サイトでは、スズメのごちそうになどと書いてあったが、とんでもない。きちんと洗って乾かして食べる(スズメの餌にするのに、洗ってやるのだろうか。あるいはスズメは塩っぱくても食べるのか?)

3)浸種

前記サイトの別ページおよびこのサイトを参考に。前者では塩水選と浸種のあいだに、薬剤消毒、乾燥という行程が入るのだが、当然割愛。

計量カップのまま水に浸ける。当然すべて沈む。冷蔵庫の上に載せることに。参考サイト前者では、積算温度100度、後者では120度という。温度を測ると28.7度だったので、120度だとしても、丸4日ちょい、ということになる。

なお、浸種のあとは、後者サイトではぬるま湯に一晩浸けて芽出ししているが、前者サイトではしていない。今回は芽出しもすることに。

前者サイトの日程から言うと、ちょうど1ヶ月遅れ。しかし植えるべき畑はまだ小麦が占拠しているのだから、そういう意味ではちょうど良いぐらいか。問題は、それできちんと収穫できるように熟すかどうか。まあやってみるしかない。