沖縄あばし苦瓜(ゴーヤ)

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【特長】別名「太れいし」。沖縄在来の太くて短い苦瓜(ゴーヤ、またはツルレイシ)。果長20〜25cm、果径7〜9cm、果重約200g。「沖縄中長苦瓜」に比べてみずみずしく苦みはマイルド。
【来歴】熱帯アジア原産。14世紀末に中国に伝来し、その後沖縄に渡来したという(ただし青森の三内丸山遺跡から約5000年前の種が出土している)。
【播種】5月。硬実のため種先端部を少し割り、5時間吸水して播くと良い。覆土は3cm。発芽適温は約30℃。
【栽培】ポットで苗を育て移植するときは、本葉2、3枚の若苗を植える(生育後半のバテ回避)。土壌の適応性は広いが、水はけ良く日光が充分当たることを好む。つる性でよく繁茂するため、株間を広く取りネットか棚作りとして葉の全面に直射日光がよく当たるようにしてやると良い。病虫害はあまりない。生育適温は18〜30℃。
【収穫】夏から秋。
【採種】果実が完熟して裂開するころ収穫し、果肉を取り除き、主旨を取り出す。水洗いした後、日に干してしっかり乾燥させる。苦瓜は他のウリ科植物とは交雑しないが、苦瓜同士の交雑に注意。乾燥した冷暗所で保存。
【種子の性質】種子寿命長い、好条件下で5年保存可。休眠期、不詳。
【価格】10ml=約20粒/350円