早生小豆

野口種苗
【特長】耐暑、耐病性に優れた作りやすい多収穫種。豆は光沢ある俵型の大粒。実入り良く豊算、虫害にも強い。煮食用、菓子の餡やぜんざい等、赤飯にも。
【播種】5〜7月。新しい畑に苦土石灰を施し土壌を中和させておく。畦幅50〜60cm、株間40〜50cmに1ヶ所で3、4粒ずつ。
【収穫】露地栽培では夏〜秋。ハウス栽培では周年。莢の色が黄変してから収穫。
【栽培】連作と酸性土壌を嫌う。元肥に完熟堆肥を深くすき込む。本場4〜5枚の頃、2本に間引く。乾燥を嫌うので十分に灌水。開花した頃に追肥すると収量が多くなる。
【採種】完熟果からタネをもみ出し、ポリ袋などに入れて2、3日発酵させ(途中水を入れると発芽してしまうので注意)、水洗して沈んだ種を新聞紙に広げて半日陽に干し、日陰で充分乾燥させる。
【種子の性質】種子寿命、長命種子の部類(4年以上)。休眠なし。種子保存法、よく乾燥させ、紙袋に包み、低温低湿度の環境で保管する。