サマーベストEX(レタス)

野口種苗
【特長】晩抽系で耐暑、耐病性にすぐれ、高温期の栽培に特性を発揮する早生種。外葉は濃緑色で欠刻は深い。草姿はコンパクトで、密植栽培に適し、栽培が容易である。球は腰高豊円の中球で、葉肉は厚く、日持ちがよく、不良条件下での変形球の発生も少なく、球揃い抜群で市場性が高い。冷涼地の夏秋どり、平暖地の初夏どり、秋どり栽培に好適する。
【播種】3〜4月中旬、8月。高温期は種子が二次休眠して発芽しにくいので、涼しい場所に保管し、冷水に一昼夜浸けて芽出しををして播くと良い。種が細かいので浅箱に薄播きし苗を育てる。移植は容易。細かいので覆土せず、土とよく馴染むよう押える程度。
【収穫】熟期は適期栽培で、播種後60〜65日で収穫できる。
【栽培】本葉4〜5枚の若苗定植を励行し、活着と初期生育の促進を図る。生育期間が短いので、元肥中心とする。
【種子の性質】高温下では休眠する(冷蔵処理で休眠打破できる)。