薩摩芋、定植


H師からの間借り畑に薩摩芋を定植。
↑まずは丸ごと植えするために畝を立てずに植え溝だけ掘っておいた一番西の3本の溝に、米糠を振り入れて、ペットボトルに入れた金時の種芋を立てて埋ける。これは『やさい畑』2016年初夏号(↓)で紹介されていた方法で、金時は種芋が再肥大して子芋ができにくいので、ペットボトルによってそれを防ぐという。やってみて気づいたのは、500mlペットボトルでは、狭くて入らない芋が多い、ということ。意外に太い。種芋は、5/29に黒斑病予防の殺菌加熱処理をしたあと、ずっとトロ箱の用土に埋けて室内の窓辺に置いてあったが、水抜きがないせいか、腐ってしまった種芋もけっこうあった。また、まったく芽が出ていないものも多く、これは望み薄と思われたが、スペースは余っているので、植えてみることに。最西の畝から35ヶ、27ヶ、27ヶ。最西はほとんどが芽の出ていない種芋。このあと、畝を立てる。畝間が他より広いので、かなり高畝になった。どこから芽が出てくるかわからないので、マルチはせず(↓写真手前)。


西から4本目以降の畝は、6/15に戴いた苗を定植。順に、
4本目:黄金千貫29株。
5本目:南:黄金千貫20株。北:安納芋10株。
6本目:紅はるか33株。
7本目:シルクスイート30株。
8本目:南:シルクスイート戴いた苗7株。北:タキイ購入苗8株。
9本目:安納芋30株。
10本目:パープルスイート33株。
8本目のタキイ購入は、6/11に採穂した4/7定植のシルクスイート。この苗は洗面器に水を張って浸けておいたのだが、この方法はまずかったようだ。苗が恐らく水分過多でフニョフニョになって元気を失ってしまっていた。プランターの少量の用土に埋けておいた方が元気なことがわかった。
↓西から4本目以降の畝はマルチ。今回は、草取りの労を惜しんで、畝間に防草シート(↓)を施してみた。しかも防草シートの上からマルチごとマルチ押え(↓)で固定して、マルチを押えるために土を盛る手間も省力化。うまくいくかどうか。防草シートは、切ってもほつれない不織布製で雨水も通すタイプのもの。150cm幅を包丁で3等分して50cm幅にしている。