鳴門金時の収穫の続き


6/7に別畑に定植した鳴門金時。22.5mの畝4本に264本の苗を植え付け、収穫は採集コンテナ6杯(↑)。前日の段階での予想では8杯になるところが、結果的には4分の3に。
コンテナにブルーシート(1800×2700)をたたんで被せておいた。
原因の1つは、蔓ぼけ気味で、実が大きくなっていない株が多い、ということ。今年はプロでもそういう結果になっている人が多いと聞くが、隣のM師は明らかに出来が良い。違いは何か。こちらはマルチをしたが、M師はマルチをしなかった。マルチをしたことによって、雨が遮られ、元肥が地中深くまで流れていかず、いつまでも残ったために肥料過多になったのではないか。↓の真ん中より左側に1本残っているのがこちらの畝、その右がM師の畝。明らかにこちらの方が草勢が良い。↓写真の1番左側、隣に何もない畝は比較的良い出来だったし、畝の端は必ず良い出来だったことからも、この考え方が恐らく正しい。

もう1つの原因は、ネズミの食害がけっこう多いこと。なぜネズミと断定できるかと言うと、芋を掘っているさなかに、ネズミが地中から顔を出して、こちらに驚いて走り去ったのを目撃したから。↓は最も被害の大きかった株。

蔓ぼけで小さな芋や、ネズミの齧り跡がある芋はくず芋として収集。これがコンテナ1杯になった。