雨が来そうなので急きょ苺定植


昨日畝立ての準備をしたものの、もう少し先に定植する予定だった苺だが、まとまった雨が来そうなので急きょ定植することに。まず畝の真ん中を30cmくらいスコップで溝状に掘り、鶏糞たっぷりと卵殻石灰を施す。その後、巾70cmの畝立て。30cm以上の高畝。
苗は、7/8にランナーから取ってポットに上げておいたもの。しかし畑の隅に置いておいたら、雨不足で枯れてきた。けっきょくこの方法は、必要に応じてこまめに灌水するなど、きちんとした育苗管理が必要と知る。
ではどうすべきなのかということで色々調べてみると、畑の一画に仮植え・育苗、10月に定植という方法を見つけた。夏の暑さに弱いためだそうだ。そうやって淘汰された苗のなかから、定植時には、あまり大きくないのを選ぶと良いという。大きな苗は越冬しにくいのだそうだ。
しかしそれなら直に定植した方が良いだろう、というのが今回の決断。なぜなら、苺を放置しておくと、ランナーがあちこちに出てただでさえ混沌としてくるのに、雑草とも絡み合うから、草取りが非常に面倒だから。問題は、夏の暑さでやられてしまい欠株する恐れがあること、逆に育ちすぎて越冬できないような大株になってしまうこと、か。それについては、今放置してある区画を整理するときに、有望な株はポットに上げてそのままサブとして育苗することで補うことに。
収穫後の苺の養生についてI師のやり方を尋ねると、畑の一画を苺専用スペースと決め、収穫後、ランナーが出て孫株以下が落ち着いたら、親株・子株は撤去。あとは適当に放任とのこと。なるほど一理あるが、草取り問題は残る。マルチをそのままにすれば、子株以下が育ちにくいし。来年以降の参考に記憶。
というわけでいきなり定植した。やってみると62株。2条で株間30cm。16株不足したので、ランナー出放題に放置してあるところから孫株以下を取って移植。結局ポットに上げた約半数が枯れた、ということである。