薪棚雨水回収システム仕上げ


まずは軒樋の両端に「とまり」を接着剤で付け、軒樋支持金具に取付け。爪を折って完成。

軒樋に「雨どいネット」(↓)を装着。樋にプラ製の爪を付け、そのイボにネットを引っかけるという形。それだけだと不安なので、さらに結束バンドで締める。300mmの結束バンドを購入していたが、105サイズの軒樋には長さが足らず、2本1組で使う。集水じょうごは、前後少し隙間ができるので、余ったネットを切って、さらに覆った。


集水じょうご→エルボ→呼び樋(竪樋を切って使う)→エルボ→竪樋→塩ビ異径チーズと接続。ここまでは接着剤なし。それが正しいのかどうか知らないが、その方が何かあったときに取りやすいかと。雨どいの呼び径60は、積水の場合塩ビの50にぴったり(パナソニックは同じ呼び60でも少し細い)。異径チーズの50の方には塩ビ50mmパイプを、40の方には40mmパイプ→バルブソケットと接続(40mmパイプが見えないのは少し短く切りすぎたせい。接着剤を付けると意外にも奥まで入る)。塩ビ同士の接続は接着剤を用いた。竪樋支持金具が塩ビにもぴったり合う。
初期汚水除去のための50mmパイプは長さ500mmにした。末端が地面からかなり上で、水がしたたり落ちたときに撥ねるだろうと思われたが、後々のメンテのしやすさと、パイプ容量を考えてこのサイズに。屋根はポリカ波板6枚分で幅3530mm×奥行910mmなので、1mmの雨で3.2リットル。50mmパイプは500mmで約1リットルだから、毎時1mmの雨なら20分で初期汚水除去パイプが満タンになり、以降タンクに貯水されるという計算。

40mm塩ビバルブソケットに、流し台下で使う排水ホース(↓)を接続。このホースは呼び径40mmで、外径48mm、G11/2という規格のネジで、塩ビの40mmバルブソケットにぴったり適合する。

ホースの反対側はナットが付いていないので、ちょうどいい長さに切って、ユニオンナット(こんな感じのやつ↓)に差し込み、コンテナボックスの天面に付けた40mm塩ビバルブソケットに接続。


オーバーフロー排水口にホースを接続。タケノコのサイズは14mmだったが、内径14mmのホースがなかったので、13mmをチョイス。そのため少しきつい。ホースバンドでしっかり固定。

蓋に付けた吸水口の内部に、洗濯機用のくず取りフィルタを付ける。とりあえず麻紐で縛ってみたが、水圧が強ければ外れるだろう。その場合は、塩ビに穴を空けて針金か何かで固定するのが良いと思うが、それなら最初から穴を空けておけば良かった。吐水口にも念のため同じものを付けてみた(↓)。

全体像はこんな感じ(↓)。