『やさい畑』秋号の記事が良い

野菜づくりに間引きは不可欠だが、いざ間引くとなると、いったいどれを間引いて良いやら。一目瞭然に差があれば良いが、それはむしろ珍しく、迷うことの方が多いもの。しかも小さな種から芽を出してそこまで育ってくれたのだから、情が移ってどれも間引くに忍びない。教本を見ても、「元気の良いのを残す」ぐらいにしか書いていないことが多く、長年悩みの種だった。それを解消してくれたのが、『やさい畑』(家の光協会)2016年秋号の記事「間引きの奥義」。生育段階に沿って、どの時期に、どんな株を残し、どんな株を間引くべきか、理屈も含めて解説してあり、わかりやすいイラストも添えられている。作物は、大根・蕪・人参・白菜・青梗菜の5種。時期的に選ばれたのだろうが、他にもいろいろ知りたいぞ(オクラとか)。
初めて知ったのだが、この雑誌とても面白い。